「社会人サッカーの困りごと」を、仕組みで解決した実例を公開しています。同じようなことに困っている方のお役に立てれば幸いです。
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■小さな困りごと
•先制点を取るための意識(ロケットスタート)と体(ウォーミングアップカイゼン)は整った。
•でも、先制点を取るための手段が曖昧。
■真因
•絶対に先制点を取る!と言いながら、そのための戦術を作っていない。
■カイゼン策
•開始10分は、若くて速い3トップが、エンジン全開でハイプレス。攻撃はウイングの裏のスペースで決め打ち。
•一方で攻撃の司令塔は、相手ディフェンスラインの穴を、守備の司令塔は、相手のレベルに応じた守備戦術を設定。
•表面上は「ガンガンいこうぜ」で戦いながら、冷静に攻守のポイントを見極め、11分からも主導権を握る。
■効果
•開始10分で先制点を取れるケースが増えた。
•開始早々のハイプレスが相手の自信を奪い、開始11分以降も消極的なプレーをさせることに繋がった。
■補足
•3トップ(スリーアローズと呼んでいます)は、ひたすら走る。相手は対応に手いっぱいで考えることができません。
•攻撃の司令塔(トップ下)と守備の司令塔(センターバック)は、そのうちに開始11分以降の打ち手を考えます。
■ちょっとだけ仕事モード
仕事における「投資」に似ています。
是が非でも必要なもの(先制点)であれば、リスクをおかしてでも(3トップの体力を犠牲にしてでも)取りに行きましょう。
一方で、上手くいかなかった場合のプランBも、周到に用意しておきましょう。
10分で先制点が取れなくても、11分以降に相手ディフェンスラインの穴を突く(プランB)準備をすることが大切です。
■難易度
難しい
メンバーの特徴に応じて、先制点を取るための手段を考える必要があります。
■オススメ度
★★
3トップや攻守の司令塔など、能力の高い人材が必要です。
■キーワード
投資とプランB
免責事項
皆様が本サイトを利用したことによる損害や損失について、いかなる責任も負いかねます。
カイゼン策は、個々の状況に応じて効果が変わることをご理解下さい。
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上記の文章を、そのままスライドに転記した画像です。(画像として保存できます)
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