カイゼン実例(チームの困りごと)

目指すサッカーが曖昧。

カイゼン実例(チームの困りごと)

「社会人サッカーの困りごと」を、仕組みで解決した実例を公開しています。同じようなことに困っている方のお役に立てれば幸いです。

ライタープロフィール

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■小さな困りごと
•4月になり、新メンバーが加わった。
•各論としてのキーワードはわかりやすく、的を射たものが準備できているが、「目指すサッカーの全体像」が伝わらない。

■真因
•そもそも、目指すサッカーの全体像を設定できていない。

■カイゼン策
•「ロケットスタート」を実現するために、試合前の準備にこだわり、「スリーアローズ(=若くて速い3トップ)」で、
試合開始直後からハイプレスをかけて主導権を握る。「自慢のダブルボランチ」が高い位置で奪って、「超高速切替」で素早くサポート。相手ディフェンスが整いきらず、スペースがあるうちに「ショートカウンター」を仕掛ける。攻守ともに上手くいかない時は、プランE(=プランEmergency、ドン引きして守りながらロングカウンターを仕掛ける非常時対策)で立て直す。

•これらの要素を再度丁寧に解釈しなおした結果、最も重要なキーワードとして「切替」を抽出。
•目指すサッカーを「トランジッションフットボール」とした。(トランジッション=切替)

■効果
•切替にこだわる意識が全メンバーに浸透し、切替の速さが、リーグ内でどこにも負けないレベルまで高まった。

■ちょっとだけ仕事モード
組織を前に進める上で、全体方針は不可欠です。
メンバー1人ひとりのベクトルを揃え、個々の判断の拠り所となります。
社会人サッカーチームの中で、明確な全体方針を持ったチームはそれほど多くないでしょう。
野洲高校の「セクシーフットボール」のように、覚えやすい全体方針は明らかに、チームの方向性を揃えてくれます。

■難易度
難しい
全体方針を作ることは、物凄く大切で、物凄く大変な作業です。

■オススメ度
★★★
全体方針のない組織が成功するとは思わないですね。オススメではなく、マストです。

■キーワード
トランジッションフットボール

免責事項
皆様が本サイトを利用したことによる損害や損失について、いかなる責任も負いかねます。
カイゼン策は、個々の状況に応じて効果が変わることをご理解下さい。

 

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上記の文章を、そのままスライドに転記した画像です。(画像として保存できます)

チームでの情報共有等にご利用下さい。

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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