「社会人サッカーの困りごと」を、仕組みで解決した実例を公開しています。同じようなことに困っている方のお役に立てれば幸いです。
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■小さな困りごと
•余裕のある試合展開で、思うようにボールが回る。
•一方でそれほどチャンスを作り出せていない。
■真因
•相手の守備が整う前に素早く攻めることが第一優先。それができない場合にポゼッションに移る。
•ポゼッションの目的は、当然ゴール。その一つ前の指標がシュート数。
•ただ、シュートに繋げるために、どうボールを回すべきか整理できていない。
■カイゼン策
•練習していないので、「真ん中を阿吽の呼吸で攻略する」ことは非現実的。奪われてもリスクが少ないサイドを攻める。
•「サイドハーフが、ハーフラインより前で、良い状態でボールを受けること」をポゼッションの中間目標にする。
■効果
•準備動作やトラップなど1つひとつの判断を、「サイドハーフにボールを届けること」から逆算してできるようになった。
■補足
•2000年代に、トップ下だったロナウジーニョを左サイドに置いたバルセロナの考え方に似ています。
•真ん中に比べ、サイドにボールを届けることは簡単。プレスのかかりにくいサイドには十分なスペースがあります。
■ちょっとだけ仕事モード
最終目標を、目の前のtodoまで落とし込んだ事例です。
リーグ優勝のために、この試合に勝つために、点を取るために、シュートを打つ までは考えられていました。
シュートを打つために何をするか、が目の前のtodoです。
「相手の守備が整う前に素早く攻める」できなければ「高い位置のサイドハーフに届ける」判断が明確になりました。
■難易度
ふつう
大きな戦術というより、目の前のtodoですので、実行は難しくありません。
■オススメ度
★★★
サイドハーフに届ける、を意識するだけで明らかにシュート数、ゴール数が変わります。
■キーワード
ロナウジーニョの左サイド
免責事項
皆様が本サイトを利用したことによる損害や損失について、いかなる責任も負いかねます。
カイゼン策は、個々の状況に応じて効果が変わることをご理解下さい。
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上記の文章を、そのままスライドに転記した画像です。(画像として保存できます)
チームでの情報共有等にご利用下さい。
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