ドイツローカルクラブでの2シーズンを、体験記として公開しています。ドイツ社会人サッカーの「リアル」をお伝えできれば幸いです。
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会心のゲームの翌週は、仕事の都合で1度も練習に参加できませんでした。
その為、第24節は2ndチームに召集されました。
アウェイゲームの会場に着き、アップの準備をしていると、コーチのフレッド(かつては、バイエルンミュンヘンの選手だった)に呼ばれました。
「おまえは先週1stチームのスタメンで出ているから、ルール上、次の週に2ndチームの試合に出ることができない」
初めて知りましたが、そのようなリーグ規定があるとのことでした。
急遽、フレッドが、監督のサーシャに電話をかけ、私は1stチームのアウェイゲームに参加することなりました。
元々召集していなかったにも関わらず、なぜか1stチームのスタメンとして名前を呼ばれました。
この試合は、相手チームのホーム最終戦とのことで、ホームチームの小学生カテゴリーの選手達と手を繋いで入場するというプロのような体験をしました。
(スタジアムによっては8部リーグにも関わらず、全ホームゲームでマッチデープログラムが作成され、入場料が5ユーロほど徴収される場合もあります)
【引用:http://www.bvb.jp/photos/?req_year=2016&req_month=5】
残念ながらチームも私も良いところがなく、0ー4で負けてしまいました。
しかし、選手起用ルールや子ども達との入場を経験できたことをポジティブに感じました。
レベルに関わらず、誰もが主役で、プロのように誇りを持ってプレーできるドイツのサッカー文化の素晴らしさを知る機会となりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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