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「ドイツでプレーしたものづくり企業社員」のナックと申します。
ライタープロフィール
ドイツから日本に帰国した私は、会社(ものづくり企業)のサッカー部でプレーを続けることにしました。
ドイツとは大きく違う日本の社会人サッカーを初めて経験する中で、監督がいない!練習がない!などの様々な「困りごと」をものづくり企業で叩き込まれた「カイゼン思考」を使って仕組みで解決した実例について書いていきます。
■「ちょっとだけ仕事モード」で考えてみる。
帰国1年目のあるリーグ戦でのこと。
試合会場に着いた私は、スパイクの中敷きを忘れたことに気づきました。(玄関に干したまま、、、)
中敷きなしでのプレーは、想像以上のストレスを生み、私は集中力を欠いたまま試合を終えました。
試合後のロッカールームでふと思いました。
「仕事でこんな初歩的なミスをするだろうか?」
仕事で定期的なイベントに関わる場合、間違いなく持ち物リストを作ります。
忘れ物は、リスクだからです。
私は小学1年生でサッカーを始めてから、少なく見積もって6000回以上サッカーの練習や試合に出かけました。
しかし、持ち物リストを作ったことがありません。
早い段階で作っていたら、どれだけの忘れ物(および準備物をその都度考える時間)を減らせたことか、、、。
この時、サッカーが仕事と同じくらい大事なら、「ちょっとだけ仕事モード」で考えてみようと思ったのです。
■サッカーカイゼンコンサルタント
多くの人は、サッカーと仕事を切り分けています。
でも、毎日10時間会社で磨き続けたビジネススキルを、仕事だけで使うのはもったいないと思いませんか?
習慣のように染みついたスキル。使うたびに疲れる、負荷がかかるというステージはとっくに通過しています。
日本のものづくり企業に勤務し、会社のサッカー部に所属する私の役職は、
主将でも副将でもなく、、、
「サッカーカイゼンコンサルタント」
サッカー関連の「小さな困りごと」をつかまえ、仕組みで解決する役割です。
中敷きを忘れたあの日から数か月後、、、
ものづくり企業に10年勤め、叩き込まれた「あらゆる不具合を、人ではなく仕組みで解決する習慣」=「カイゼン思考」をサッカーにも使ってみようと考え、(おそらく日本で初めて)この役職を設立しました。
■あっという間に、小さな努力で大きな成果が!
サッカーカイゼンコンサルタントとして、「ちょっとだけ仕事モード」で考えてみたところ、、、
1年後に、創部51年の歴史で初めてリーグ優勝を達成しました。
やったことは、「小さな困りごと」を丁寧に見つけ、仕組みで解決しただけ。
ビジネススキルを使いましたが、仕事よりも数100倍簡単でした。
例えば、、、
自由に話すだけで、何の結論も出ていなかったハーフタイムの話し合い
あらかじめチーム戦術に沿った議題を決めておき、タイムキーパーをつけました。(仕事の会議なら当たり前)
個人のセンスに頼りきっていた攻撃
一般的に、得点の50%程度を占めるセットプレーの型を作りました。(売上の一番大きなカテゴリーから手を打つこと、重要な業務に雛形を作ることは、仕事では当たり前)
上記の通り、どのチームでもできるような打ち手で、予想以上の成果が出たのです。
■ビジネススキルで、サッカーはもっと楽しくなる。
「ちょっとだけ仕事モード」で考えてみたら、あっという間に、小さな努力で大きな成果が出ました。
やることはシンプル。既に持っているビジネススキルを、サッカーに使うだけ。
サッカーが上手くいくのは当然ですが、実はこの方法にはもう1つ大きなメリットがあります。
それは、サッカー(実戦)で試したことによって、ビジネススキルが磨かれること。
「ちょっとだけ仕事モード」で考えると、サッカーを思いっきり楽しめるだけでなく、仕事の能力まで鍛えることができるのです。
サッカーが仕事に繋がり、仕事がサッカーに繋がる好循環。
「サッカーと仕事のシナジー(相乗効果)」は、監督がいない!練習がない!などの制約が多く、自分たちで主体的に工夫するしかない社会人ならではの「サッカーをするメリット」と言えるでしょう。
ビジネススキルで、サッカーはもっと楽しくなります。
もし、サッカーが仕事と同じくらい大事でしたら、是非「ちょっとだけ仕事モード」で考えてみて下さい。
このサイトでは、私が「ちょっとだけ仕事モード」取り組んだ実例をご紹介しています。ご覧いただければ幸いです。
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