ドイツローカルクラブでの2シーズンを、体験記として公開しています。ドイツ社会人サッカーの「リアル」をお伝えできれば幸いです。
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リーグ最終戦の翌週が、ドイツ最後の1週間でした。
試合から2日後の、火曜日。
アクシデントが起こります。
ハムストリングの痛みが、再発してしまったのです。
翌日の水曜日、仕事を終えた後、入替戦の第1戦、アウェイゲームに向かいました。
コンディションの問題か、戦術的判断かはわかりませんが、90分間ベンチに座ったまま、出場はありませんでした。
試合は、1ー1で終了。
ロスタイムに追いつかれてしまったものの、アウェイでの引分けは、悪くないものでした。
金曜日の夜。
監督のサーシャから、「最後に2人で食事をしよう」と誘われた私は、クラブハウスのレストランに向かいました。
ドアを開けると、、、
爆音で、カンナムスタイルが流れ始めました。
よく見ると、席を埋め尽くしているのはチームメイト。
サプライズ送別会でした。
驚く暇もなく、カンナムスタイルを踊ると、レストランは大興奮に包まれました。
たくさんの、送別の言葉をもらい、私は涙が止まりませんでした。
本当に家族のような絆で繋がった、素晴らしいチームの一員になれたと感じました。
チームメイトは、2日後の日曜日に、入替戦の第2戦を控えながらも、朝まで送別を惜しんでくれました。
美しい土曜日の朝、絶対に残留することを誓い、帰路につきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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