ドイツローカルクラブでの2シーズンを、体験記として公開しています。ドイツ社会人サッカーの「リアル」をお伝えできれば幸いです。
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出張から戻った4月下旬。
日本への異動、帰国が決まりました。
つまり、私に残されたのは、あと5試合。
ハムストリングの肉離れは治らず、焦りが募りました。
祝日の木曜日、降格を左右する大切な、リーグ第20節を迎えました。
相手は、リーグ13チーム中の最下位。
私たちは12位。
12位、13位が自動降格。
10位、11位が入替戦に回ります。
絶対に、勝たなくてはいけない試合でした。
久しぶりにチームに合流(怪我のため見学)した私は、驚きました。
エースストライカーのシュテアナが、松葉杖をついていたからです。
攻撃の駒が足りないのは、明確でした。
試合が始まると、予想通り攻撃が全く形になりません。
チャンスを作れないまま、時間だけが過ぎていきます。
結局、残り5分で、GKのクリアミスから失点して0ー1の敗戦。
私たちは、最下位に落ちてしまいました。
20試合を終えて、勝点12。
12位が勝点15、11位が勝点16。
自動降格を免れるには、残り4試合で、勝点差4をひっくり返し、11位に浮上する必要があります。
例年同様、窮地に追い込まれて、リーグ最後の1ヶ月を戦うこととなりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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