「社会人サッカーの困りごと」を、仕組みで解決した実例を公開しています。同じようなことに困っている方のお役に立てれば幸いです。
…………………
■小さな困りごと
•若くて速い3トップによるハイプレスを、前後半開始時の重要な戦術としている。
•3部リーグでは効果抜群だったが、2部リーグに昇格してからほとんど効果が見られない。
■真因
•相手ディフェンスラインの技術が高いので、これまでの強度でプレスをかけてもミスしてくれない。
•劣勢の状況で体力が最後まで持つか不安でプレスの強度を上げきれていない。
■カイゼン策
•これまでは、80%のダッシュで10分間プレスをかけている感じだった。(3部リーグではそれでも十分効果があった)
•これからは、100%のダッシュで3分間プレスをかける。
■効果
•立ち上がりに100%のハイプレスで相手のミスを誘い、心理的に優位に立つことができるようになった。
•プレスの強度は上げたが、時間を短くしたので、体力には問題が出なかった。
■補足
•きっぱりと3分間という時間でプレスを止める仕組みにしています。
•3分経ったら、マネージャーが大声で伝えてくれます。
■ちょっとだけ仕事モード
通用しない時に、小さくして密度を濃くした事例です。
仕事におけるランチェスター戦略、一点突破と似ています。
限られたカテゴリーで、濃度、強度を上げて優位に立ちましょう。
資源の集中投下にはリスクがありますが、瞬間的に、質的・量的優位を作ることができます。
■難易度
ふつう
ハイプレスをかけられる人材が複数名必要です。
■オススメ度
★★
プレスの時間や強度が適量でなければ、トータルで見て体力切れ等のリスクに繋がります。
■キーワード
強度を上げて、時間を短くする。
免責事項
皆様が本サイトを利用したことによる損害や損失について、いかなる責任も負いかねます。
カイゼン策は、個々の状況に応じて効果が変わることをご理解下さい。
…………………
上記の文章を、そのままスライドに転記した画像です。(画像として保存できます)
チームでの情報共有等にご利用下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
他にも「社会人サッカーの困りごと」を仕組みで解決した実例を公開しています。記事一覧
困りごと相談(無料)はこちら
love.fútbolのサポーターになって「世界中の子どもたちが、安全にサッカーを楽しめるグラウンド」を一緒につくりませんか?