ドイツ社会人サッカー体験記

入替戦第2戦、残留することはできたのか?

ドイツ社会人サッカー体験記

ドイツローカルクラブでの2シーズンを、体験記として公開しています。ドイツ社会人サッカーの「リアル」をお伝えできれば幸いです。

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6月12日。

 

入替戦第2戦、私にとってはドイツ最後の試合です。

500人のサポーターが見守る、素晴らしいホームゲーム。

 

残念ながら、この日もベンチスタートでした。

 

前半、直接FKで先制し、あとは全員で必死に守る展開。

私は、後半残り3分で投入されました。

 

1ー0のまま、試合終了。

 

残留できた嬉しさが半分、最高の舞台で満足にプレーできなかった悔しさ半分といった感覚でした。

 

「人生、そんなに上手くはいかないな」

ドイツで戦う難しさを、あらためて感じました。

 

テクニックやスピードでチームメイトより優れていても、守備を重視する大事な試合で、スタメンを外れてしまう。

最後まで、この状況を打破することが出来ませんでした。

 

香川選手も、同じように、リーグのバイエルン戦に出られなかったり、チャンピオンズリーグの大一番に出られなかったりしています。

 

守備に目をつぶってもらえるくらいの、「圧倒的な攻撃の中心」になるか、守備もできる、「戦えるテクニシャン」になるか。

香川選手が必死で戦っている感覚を、ほんの少しだけリアルに想像できました。

 

試合後、選手全員でサポーターに挨拶をしていると、涙が込み上げてきました。

嬉しい気持ちも、悔しい気持ちも忘れてしまうくらい、「このチームから離れなくてはならない」という事実が、本当に辛かったのです。

国籍が違っても、サッカーの力で人と繋がれることを、身をもって経験できました。

 

ロッカールームに戻ると、人生初のビールかけ。

 

【引用:http://www.bvb.jp/photos/?req_year=2017&req_month=5】

 

ここで、たくさんの初めてを経験させてもらいました。

10年後にやろうと思っても、できないことばかり。

20代最後の2年、悔いなく、本気でサッカーが出来ました。

一生大切にしたい、最高の仲間と出会えました。

 

日付が変わる頃、チームメイトに別れを告げ、思い出深いグランドとクラブハウスを後にしました。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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