ドイツ社会人サッカー体験記

千載一遇!!!仕事で訪れたビッグチャンスとは?

ドイツ社会人サッカー体験記

ドイツローカルクラブでの2シーズンを、体験記として公開しています。ドイツ社会人サッカーの「リアル」をお伝えできれば幸いです。

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第6節から11節まで、怪我と出張で試合に参加できませんでした。

 

11月中旬から、ようやく復帰。

12、13、14節を1stチームで迎えました。

全て途中出場、目に見える結果は出せず、チームは1勝2敗でした。

今シーズンはサッカーの優先順位を上げると決めていたものの、仕事に追われ、結局は昨年と同程度の参加率となってしまいました。

ただ、仕事は日に日にチャンスが増えていました。

 

11月末。

ウインターブレーク前の、最後の試合を終えた次の日。

私は、カザフスタンに飛びました。

 

 

会社の代表として、億単位の案件のプレゼンテーションをするためです。

私にとっては、これまでのサラリーマン人生で、最も大きな案件。

侍として、何が何でもこのチャンスをものにする、という強い気持ちでプレゼンテーションの会場に向かいました。

 

高級ホテルの会議室。

カザフスタンの政治家10名と、カメラマンを前に、プレゼンテーションを行いました。

 

開始直後から、次々に予想外の困難が訪れます。

英語が通じない…。

日本人だと信じてもらえない…。

本当にこの会社の社員なのか、と疑われる…。

最後には、ロシア語で罵倒されているような感覚でした。

 

初めて国籍を疑われ、アイデンティティが崩壊していくような感覚を覚えました。

私は日本の男として、最後まで戦う気持ちを持って、何とかプレゼンテーションを終えました。

 

ドイツに帰る飛行機では、心身のあまりの疲労感に、一歩も動くことができませんでした。

サッカー日本代表が、アウェイのW敗予選で負けたら、こんな感覚なのだろうと感じました。

 

後日、カザフスタンから、契約見送りの連絡が届きました。

悔しさを覚える一方で、厳しい戦いに挑戦できたこと、大きな舞台に上がれたことに、ドイツに来てからの成長を感じました。

 

今回は力及ばずでしたが、仕事とサッカーで日本人としての誇りを持って戦い続けることで、確実に自分がタフになっている感覚がありました。

今となっては、心身共に追い詰められたこの経験は、一生の財産です。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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