ドイツ社会人サッカー体験記

アウェイゲームに置いてけぼりの状況を救ってくれたのは?

ドイツ社会人サッカー体験記

ドイツローカルクラブでの2シーズンを、体験記として公開しています。ドイツ社会人サッカーの「リアル」をお伝えできれば幸いです。

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途中出場で初ゴールを決めた私は、良くも悪くもスーパーサブという立ち位置を確保しました。

 

3試合連続で1stチームに召集され、後半15分から、同点もしくは負けている場面で、4ー1ー4ー1の1トップに入るというパターン。

しかし、私はゴールを決めることができず、チームは3連敗を喫しました。

 

4月19日。

この日は1st、2ndチーム共に試合がありませんでした。

 

最近出場時間が短かった私は、3rdチームに召集されました。

私が集合時間通りにホームグランドに着くと、チームメイトから電話がかかってきました。

今日はアウェイゲームで、今からアップをするタイミングとのこと。

 

私は1人、ホームグランドで置いてけぼりでした。

私が「会場の住所がわからない」と伝えると、「ヘアマンが車で迎えに行くからそこで待っていてくれ」と言われました。

「ヘアマンって誰」と聞くと「ヘアマンは君を知っているから大丈夫、君も絶対ヘアマンを知っている」とのこと。

私は謎の「ヘアマン」を待つことにしました。

 

20分後、1台の車が私の前に止まりました。

運転席には、毎試合必ずビール片手に試合を見に来ててれている、しかもほとんどの確率でバイエルン地方の伝統衣装を着ている、立派な髭のおじさんでした。

 

 

ヘアマンと、助手席の奥さんに挨拶をし会場に向かいました。

 

何とか試合開始15分前に到着し、スタメン出場を果たすことができました。

試合は、先制するも追いつかれ1ー1。

残り10分、ふくらはぎがつっている私のところにスルーパスが来ました。

これを何とか決めて、2ー1で勝利。

 

試合後、真っ先にヘアマン夫妻にお礼を言いに行くと

「素晴らしいゴールだった」

と、昼間から1リットルのビールジョッキを持って観戦していたヘアマンが、喜んでくれました。

 

いつもグランドや、レストランで私の名前を呼んで応援してくれるたくさんのファンの名前を、初めて知ることができ、距離を縮められた素敵なアクシデントとなりました。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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